シニアが就職戦線を生き抜く方法!

2018年11月17日放送の「ビートたけしのTVタックル」で「人生100年時代の大問題SP シニア就職戦線を生き抜く方法」と題して定年後や高齢者の再就職についての番組をやっていましたので、その内容について紹介したいと思います。

道路工事現場の交通整理

 

現在65歳以上の就業者数は過去最多の807万人で高齢者の雇用自体は増加しているらしいのですが・・・

 

高齢者の再就職について

パネラーのリクルートワークス研究所 所長 大久保幸夫氏によると、

 

日本人は、4割以上の人が何も準備をしないまま60歳の定年を迎えてしまう。

 

東京しごとセンターでは、再就職に必要なスキルを身につけるため、多くの高齢者が資格取得講座を受講しているとのこと。

 

中でも人気なのが、ケアヘルパー講習で介護職に必要な基本技術を全30日間で学ぶというもの。

 

しかし、受講者の中には「思ったより大変だった。自分に合うかどうか疑問があります。」との声も。

 

高齢者が新たなスキルを身につけるのは、一筋縄ではいかないようですね!

 

セカンドキャリアで通用するスキルとは何か?

番組では在職中に培ったスキルを生かして再就職に成功したシニアを取材している。

 

スキル1.マーケティングで培った世の中を読む力

矢島昌朗さん65歳は、現在生活用品の開発・販売をする会社に再就職している。

 

もともとは、自動車関連の会社で主にマーケティングや商品開発をやっていたとの事。

 

矢島さんの職歴:

・新卒で自動車関連会社へ入社し約20年間マーケティング業務に従事

・56歳で早期希望退職

・57歳で現在の会社「ののじ株式会社」に営業として再就職し、現在8年目

 

そこで生かされているスキルとは、以前の会社で磨いてきたもので、お客様のところへ行って需要を聞いてきたり、セールスマンのところへ行って情報を集めたりなど、世の中の需要がどうゆう所にあるのか? 今どんな商品が求められているのか? どうやったら売れるのか? などの世の中の需要を察知する能力。

 

その経験を生かし、どうアピールすれば売れるのか? を考えて商品の使い方を説明しているのだという。

 

どんなお客様のニーズがあるのかというのを探して、私どもの望む事とどう合体できるのか? というところは、前の会社の場合と基本的なところは同じとの事。

 

マーケティング力を生かして営業職から3年で常務取締役に、現在は顧問として活躍しているとのこと。

 

スキル2.海外勤務で身につけた国際感覚

小川研之さん65歳は、現在医療に携わる研究開発を助成する公益財団法人に週4日勤務し、主に日米の大学生の留学プログラムの面倒を見ている。

 

彼の強みは、語学力と国際経験。

 

前の会社では、入社9年目からソフト開発のためにアメリカに赴任し、10年間アメリカにいたという。

 

小川さんの職歴:

・22歳でコンピューターメーカーに入社、アメリカで10年間、インドで3年間勤務

・60歳で定年退職し、フリーでIT系のコンサルタント業を3年間

・63歳の時、中谷医工計測技術振興財団に再就職し、現在2年目

 

前職の海外勤務で得たスキルとは?

 

英語が喋れるというのもあると思うが、海外の人と話をして色々と交渉する事には比較的慣れていると思うとのこと。

 

再就職のためリクルートに派遣社員として登録していたが、その語学力や海外経験がかわれ、派遣ではなく今の会社と直接契約にすることになったとのこと。

 

少なくとも退職した会社にずっと残っているよりは給料は多かったという。

 

現在の会社に再就職してからは収入が半分ほどに減ったというが、充実したセカンドキャリアを送っているという。

 

スキル3.不正を見抜く監査の能力

菅原正則さん64歳は、現在人材紹介会社MS-Japanで働き3年半になる。

 

そんな菅原さんの仕事は、取締役監査等委員として監査の仕事をしている。

 

菅原さんが行う監査の仕事は主に「会社が健全に経営され、株主に不利益なことが行われていないか管理・監督すること」

 

菅原さんの職歴:

・23歳で光学レンズメーカーに就職、24年間管理部門、その後47歳で常勤監査役として6年間監査の仕事に従事

・53歳の時、希望退職し商社へ転職、そこでも7年半監査役を務め任期を満了

・61歳の時再就職の活動を開始し、人材紹介会社MS-Japanに再就職希望者として登録したが、そのMS-Japanからキャリアをかわれ、役員として迎え入れられた

 

今まで培ってきたスキルを生かし、常勤監査役を経て今では社外取締役として活躍中。

 

菅原さんの場合は、

 

監査はチェックというイメージがあるが、私はコンサルタントというイメージでやっている。

 

普通、監査というのは指摘して終わり、「どうしたらいいんでしょうか?」と聞かれても「それはあなたたちが考えること」となるが、これでは全く信頼されない。

 

こういう場合にはアイデアを提供する。そのためにいろんな経験をしましたのですぐにあちこちの引き出しからアイデアが出てくるという。

 

同じ部署で働く他の社員に、菅原さんの印象について聞いてみると、「経験に基づいた知識があり、われわれ若い者はそのあたりが不足しているのでうまく補って頂いていると思う」との事。

 

「高齢者がその経験を伝える」これこそが一番重要なスキルだという。

 

リクルートワークス研究所 所長 大久氏は、若い人たちに何かを教えたいと思ったら、コーチングスキルなどの教えるためのスキル、今まで培ってきた経験を生かせるようなものをちょい足しするという事を50代のうちにやっておくと、60代での選択肢がすごく広がる、そういう準備は大事だという。

 

シニア世代の再就職は現実的には厳しい!

たけし:道路工事現場で棒を振ってる人、現実はあれなんだよね?

 

大久保氏:高齢者の定年を迎えるくらいの人で調査をすると、自分の技術に自信を持っていると答えた人が6割位います。

 

問題は、自信があると言っている技術を生かせてないこと。

 

作家 山口さん:私は還暦だが10年前に出来ていたことが今は出来なくなったことがいくつかある。

 

だからスキルを生かすというが、昔達成したスキルを今できないのが問題ではないか?

 

大久保氏:経験を生かす為には別のスキルがいるんですよ。

 

経験を生かすようにするためには、教えるスキルを身につけたほうがよい。

 

自分が出来るということと、それを若い人に教えるには教えるという別の力が必要で、今は教えるスキルを学べるところもいっぱいあります。

 

経済評論家 佐藤氏:自分の人生の仕事ってやりたい仕事だったんですよね。

 

本当に疲れたという人に対して今度は勉強しろとか資格取れとか言われてもそれは不可能。

 

自民党議員 田村氏:定年になってからどうするかと考えるのではなく、50代後半くらいから自分がどうしていこうという人生設計を立てなきゃいけない。

 

今でも働きながら教育訓練する仕組みはあるし、実際たくさんの方がやっている。

 

佐藤氏:だまされちゃいけないのは、50代に学んだことは70になった時にはもう使えないということ。

 

田村氏:都会では定年後に雇ってくれるところはなかなかないが、地方に行けば雇ってくれるところはいくらでもある。

 

たけし:社会の仕組みとしては、リタイアしたら好きなゴルフに自由に行けるのが人生なのに、50歳から先の生活を考えなきゃいけないっていう人間の生活ってどうなの?

 

ヨーロッパの人は、いかに早くリタイアして好きな遊びをやるかが人生の目的だから、働くのはそのために働いているという意味があるから、ともかく早くリタイアしたいんだよね?

 

番組を観ての感想

田村氏が言っていたように、定年を迎えてから「さあ、これからどうしよう。」と考えるのではなく、ちゃんと前もって定年後の人生設計とまではいかなくても、以下の事くらいはしっかり考えておく必要があると思います。

 

・定年後、月々の生活費はどれくらい必要なのか?

・退職金があったとすれば、生活費に使うのか? 何年分の生活費になるのか?

・年金はいつからもらえて、いくら位もらえるのか?

・退職金がなく年金に頼らなければならない場合、年金支給までの間の生活費はどうするのか?

 

今の世の中、定年後の生活に十分な退職金をもらえる会社に勤めている人の方が僅かでしょうし、もらえたとしても、数か月食いつなげる程度といった人も多いのではないでしょうか?

 

年金がもらえるようになる年齢までアルバイトなどで食いつないだとしても、年金だけで全てをまかなえるという人も少ないと思います。

 

要は、多くの人が定年後の収入源を何らかの形で確保しておく必要がある!という事だと思います。

 

私の場合は、既に定年退職の年齢である60歳を過ぎており、年金が支給されるまであと数年待たなければなりませんが、一応ネットビジネスの収入で生活できています。

 

今回のテレビ番組で紹介された3人の方のように、特別なスキルを持っているという人はごく少数派だと思われますし、定年後に新しいスキルや資格を身に付けるのもかなり大変だと思われます。

 

となると、年金だけでは生活できないような人の場合は、介護・道路工事・交通整理・清掃員・タクシー運転手など体力の必要な仕事に就く必要が出てくるかもしれません。

 

また、体力に自信が無かったり病気がちの人であっても、特別な技術や資格などを持っていない限り、そういった体力仕事しか得られない可能性が高いと思われます。

 

なので、今現在の年齢に限らず早め早めに定年後や老後の生活の事を考えておく必要があるのではないでしょうか?

 

私の回りの友人たちも、みんな定年を迎えており、ある友人は再就職のために資格を取ろうと頑張っているもの、またある友人は定年後の再雇用が認められてあと数年間は安い賃金で仕事ができるというものもいます。

 

最近は、そんな友人たちが私がやっているネットビジネスに興味深々のようで、色々聞かれるようになったのですが、そんな時はこう答えています。

 

「ネット上では簡単に小遣い稼ぎが出来るような言葉が躍っているが、実際はかなり根気のいる仕事で、1年間やったからと言って収入が得られる保証は全くない!」

 

それでもやってみたいから教えてくれと言う友人に対しては、「アフィリエイト」というものを勧めています。

 

ただ、ネットビジネスをやらないにしても、現状はどんな職場であっても何らかの形でパソコンが使用されていますので、どこかの大臣みたいに恥をかかないためにも、簡単なパソコン操作位は出来るようになっておきたいものです!

 

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